ふくしまのシェフが読んだ|辛い時期を乗り越え幸せをつかんだ物語

福島に住むとあるシェフが、辛い時に読んだ「辛い時期を乗り越え幸せをつかんだ」人々の物語

家族 病気・けが

父親の53歳での死によって、雰囲気が変わってしまった実家

投稿日:2017年7月28日 更新日:

今から10年前で私が20歳の時に、父親が突然亡くなりました。

 

私はその時専門学校を卒業して働き始めたばかりの頃で、実家から連絡をもらった時には嘘かと思うぐらいにびっくりしました。

前日まで風邪をひいていたけれども元気だった父親が、突然心不全で亡くなったからです。

 

急いで実家に帰りましたが、まだ父側の祖父母も健在でしたし、息子の死に呆然としている状況で、私は自分も悲しいし周りの悲しみも想像して気持ちが張り裂けそうでした。

しかし仕事に復帰するとそのことは忘れて働かなければなりませんし、一人暮らしをしていた私は実家に足を運んではいましたが、実家の悲しみをそのまま背負えていなかったのかもしれません。

 

残された家族のことを思うと辛かったですし、どうなるかなと心配していましたが、母親は幸いに仕事をして正社員で働いていたので、その仕事に没頭して経済的な心配もさせずにいてくれましたし、弟はこれから大学にというところでしたが、父親が残したお金も十分にあり、進路を変えることもありませんでした。

 

ただ祖父の方はそれから2年後にがんで亡くなりました。

年齢的にも80代にはなっていましたが、人生の終わりかけの頃に大きな悲しみを背負っていたことが気の毒でなりませんでした。

 

祖母の方は心配していましたが、地域に友達もたくさんいて、徐々に元気を取り戻して、そんなことがあっても前向きに人生を生きています。

 

私はそれから数年後に結婚をして、今は二人の子どもに恵まれています。

実家に子ども達を連れて帰ると家族はすごく喜んでくれますし、最大の親孝行、祖母孝行は子どもを産んだことかなと思っているぐらいです。

 

そしてこの度弟も結婚することとなりました。

 

父が亡くなり、祖父が亡くなり、何となくみんな口には出さないけれども、悲しみに包まれた感じだった家が、また前向きに進み出して新しく良いことが起こってそこから元気になってきたように思います。

 

辛いことがあっても、前を向いていくしかないということを学びました。

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