ふくしまのシェフが読んだ|辛い時期を乗り越え幸せをつかんだ物語

福島に住むとあるシェフが、辛い時に読んだ「辛い時期を乗り越え幸せをつかんだ」人々の物語

家族 病気・けが

父の死を乗り越えて

投稿日:2017年4月21日 更新日:

3年前、私の父が交通事故で突然他界しました。

電話がかかってきた時は、言っている内容がわからなくて、体が動けなくなったのを覚えてます。

 

お葬式をしなくてはいけないのですが、全然理解できないのです。

私には兄がいるので、兄が警察に向かい父の遺体の確認を行いました。

病院で亡くなるとかなら理解できるのかもしれませんが、警察にいかなくてはいけないのです。

霊柩車に乗って父と兄が帰ってきました。

 

ほとんど、そこから覚えていないです。

 

とにかく言われた通りに動くしかないのです。

 

私には、2歳と5歳の男の子がいたので、子供の世話と葬式やら、家の片付けやら、どうやってやったのかわからないのですが、なんとかしてやったと思います。

交通事故での死は、その後も賠償金の問題、裁判やらいろいろあります。

弁護士に相談したり、警察にいかなくてはいけなかったり、と嫌なことがしばらく続きました。

 

少し、物事が落ち着いた頃から、突然の父の死は、私の考え方を180度変えたと思います。

人はいつ死ぬのかわからないということ。

明日かもしれないと思って生きるしかないと思いました。

 

父の死を無駄にしたくないという気持ちもあったのかもしれません。

最後の父のメッセージだと思い、真剣に生きることにしたのです。

前向きになるよう努力しました。

泣かないように努力もしました。

 

でも、まだ急に悲しくなることもあります。

でも、私が笑って元気で暮らすことが、父に感謝の気持ちを伝える術だと思って、ニコニコしながら生きてます。

笑ってばかりいると、不思議なことに人が寄ってくるのです。だから毎日寂しくないです。

 

三周忌をすぎて、父の残したものを処分いました。

どうしても欲しいものは残しましたが、ほとんど処分しました。

処分して初めて、父は死んだんだと納得できたような気がします。

 

父の生きてきた証をなくしたくないという気持ちが最初はありましたが、自分が前に向かっていきていくには、処分するのがいいのではと考えたのです。

 

新しい人生をてに入れた感じがあります。毎日、充実した日々を送ってます。

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