ふくしまのシェフが読んだ|辛い時期を乗り越え幸せをつかんだ物語

福島に住むとあるシェフが、辛い時に読んだ「辛い時期を乗り越え幸せをつかんだ」人々の物語

病気

むしろありがとう結核

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ちゃんと大学を出て、ちゃんと就職して、ちゃんと結婚して……親に言われた通り、ちゃんとした人生を送っていたはずでした。
 
しかしある時から咳が止まらない。
 
近所のクリニックへ行っても「喘息でしょう」と言われ、おかしいなと思いつつも、激務に耐えていましたが、いつまで経っても治りません。
 
ふと鏡を見ると、やせ細ってあばら骨が浮いています。

 

流石におかしいだろうと、エリアを広げて病院を転々としていたところ、ある医者がレントゲン写真を見て「あっ」と声を上げました。
 
すぐに専門病院を紹介され、検査した次の日に結核が判明。電話がかかってきて即隔離入院です。伝染る病気なので、法律で隔離が決まってるんですって。
 
突然の事態に、会社の人も良くしてくれましたが、あまりに入院が長くなっては、在籍したままに出来ません。
 
最終的には退職さざるを得ませんでした。
  
妻を抱えているのに、いきなり無職。感染症なんて、かかるかどうかは運次第、出合い頭の事故みたいなものですが、これからという時に人生のレールから外され、はじめは途方に暮れるしかありませんでした。
  
しかし、災い転じて福となす、ということもあるのですね。
  
退院後に「どうせ一度死んだようなもの!やることやってやるぜ!」と妙なやる気モードがみなぎってきたのです。
 
ネット動画の勉強をして人気サイトを作ったり、マイホームを買ったりというあたりは、まだまだ序の口。
 
この程度を実現した人なら、いくらでもいるでしょう。
 
しかし、自分の会社を立ち上げて「社長」になったり、ビジネス書を書き上げて「作家」になったり、新聞に載ってしまったり、となってくれば、普通のサラリーマンだったら出来なかったこと。
 
社長とか作家なんて、小学生が「将来なりたいもの」に書くような、実現しない夢のレベルですよ。
 
しかし実際に、病気を抱えた無職ニートが、ここまで成長できたのです。
 
人生のレールから外してくれて本当にありがとう!と、結核に感謝しても良いくらい。今はハッピーです。

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