ふくしまのシェフが読んだ|辛い時期を乗り越え幸せをつかんだ物語

福島に住むとあるシェフが、辛い時に読んだ「辛い時期を乗り越え幸せをつかんだ」人々の物語

夫婦

仮面夫婦から本当の家族になれたとき

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私は、今年で結婚10年目を迎えました。

 

結婚当初は、お互いを思いやり、仲良く暮らしていましたが、月日が流れるにつれ、義母との折り合いが悪くなり、そのことで主人とよく喧嘩をするようになりました。

 

私が流産した時は、「血が汚れているから流産するんだよ」と義母に言われ、義母のデリカシーのない発言に怒りが収まりませんでした。

 

主人とも、そのことでもめ、主人との仲がギクシャクし始めました。
主人には非がないのですが、義母をかばう主人のことが疎ましく、本気で離婚を考えていました。

 

こんな家族とは、一緒の墓に入りたくないと強く願っていました。

 

そんな時、3歳になる息子が発達障害の可能性があると保健師に指摘されました。

私も、息子の言葉の遅れやコミュニケーションの取りづらさに心配はしていましたが、運動神経も良く活発な息子を心のどこかで「この子は大丈夫」と思っていました。

 

しかし、実際に指摘を受けると、息子が障害児である事実を突きつけられたようで、受け止めきれず、精神的に参ってしまいました。

保健師さんに勧められた療育施設の申請書には<障害児の氏名>という記入欄があり、そこに息子の名前を記入するのが嫌で、涙が止まりません。

 

でも、落ち込んでばかりもいられません。息子の言葉の遅れを取り戻すべく、1日中公園にいてコミュニケーションをとりながら遊んだり、絵本を10冊読み聞かせたり、脳の発達を促すために夜8時には家族で就寝するようにしたりと、全力を尽くして息子のために頑張りました。

 

しかし、それでも息子の将来への悲観や不安で胸がいっぱいで、夜になると泣いてしまいます。

 

主人とは、これまで良い関係ではありませんでしたが、これを機に、主人が私のことを精神的に支えるようになりました。

会社から帰宅し疲れていたと思いますが、将来の不安や息子の話といった私の愚痴を、私の気が済むまでとことん受け入れ、励ましてくれました。

 

毎日、それが繰り返されるので、今思えば、主人にとっては大変なことだったと思います。

しかし、何も言わずに、私の愚痴を受け入れてくれました。なかなかできることではないと思います。

 

私は、このことをきっかけに、主人に厚い信頼をもつことができ、主人のことをまた好きになりました。

本当の夫婦にやっとなれた気がします。

 

今は息子も小学生になり、言葉の遅れをだいぶ取り戻し、学習面も問題ありません。

主人の精神的な支えがあってのことだと思います。

主人と結婚して良かったと心から言えます。家族と笑顔で過ごす時間が何よりの宝物です。

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